香川代協東・西支部合同開催講演会
令和7年8月29日、フリーラウンジハーモニー(香川県高松市朝日新町)にて、RiMiX株式会社 代表取締役 今徳 良 様 を講師にお迎えし、「サイバー保険の必要性と販売手法まで」をテーマとした講演会を開催いたしました。




サイバー攻撃は“対岸の火事”ではない
講演では、近年ますます増えているサイバー攻撃の現状について、最新の動向が紹介されました。
「大企業よりも中小企業のほうが狙われやすい」という事実には、多くの参加者が驚きと関心を示されていました。
「うちは小さい会社だから狙われない」と思いがちですが、むしろセキュリティ対策が十分でない中小企業の方が攻撃対象になりやすいとのこと。パソコン1台のウイルス感染から、大きなトラブルに発展する可能性があるのです。
実際の被害事例からは、復旧費用の大きさや信用失墜のリスクが具体的に示され、参加者の皆さまにとって身近な課題として実感いただけたのではないでしょうか。



サイバー保険が持つ力
こうしたリスクを前に、今徳様は「サイバー保険はセキュリティ対策を補完する最後の砦」と強調されました。
ITセキュリティに対して、全てを対策すると 莫大なコストと時間を要します。 中小企業にそこまで予算的に余裕がなく 全て対策することは非現実的です。 だからこそ最後の砦のサイバー保険が必要なのです。


代理店経営に広がる可能性
またサイバー保険は、企業にとって安心をもたらすだけでなく、保険代理店にとってもチャンスにつながります。
- 市場としてまだ伸びしろが大きい
- 顧客との信頼関係を深めやすい
- 他の保険と組み合わせて提案できる
といった点が紹介され、参加された方々の関心を集めていました。

おわりに
今回のセミナーを通じ、「サイバー保険は決して難しい商品ではなく、正しく理解することで顧客にも代理店にも大きな価値をもたらすツールである」 ということが改めて確認できました。
さらに今回は、会場での開催に加えて 同時Web配信 も実施。ご来場が難しい方にもご参加いただける形で、情報をお届けできたことを嬉しく思います。
ご参加くださった皆さま、そして熱意あふれるご講演をいただいた今徳様、本当にありがとうございました。
一般社団法人 香川県損害保険代理業協会では、今後も皆さまの営業活動やお客さまへのご提案に役立つ情報を発信してまいりますので、ぜひご期待ください。


